2020年3月7日・8日【芸創オペラ】「月の影-源氏物語-」

指揮・演出   キャスト   あらすじ

◆公演日時
2020年
 3月7日()13:00開演(12:45開場)  18:00開演 (17:15開場)
 3月8日()11:30開演(10:45開場)  16:30開演 (15:45開場)

◆会場
名古屋市芸術創造センター

◆チケット
1階席 5,500円(指定席)・2階席4,000円(自由席)
(友の会・障がい者割引)1階席 4,950円・2階席 3,800円
※事業団友の会会員(前売りのみ)・障がい者手帳をお持ちの方は1割引き。購入者に会員証、障がい者手帳等をご提示ください。

◆チケット取り扱い
芸術創造センター(052-931-1811)
名古屋二期会 (052-380-5416)
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード165-586)
 ※お近くのチケットぴあスポット、セブンイレブンでも直接お買い求めいただけます。
名古屋市文化振興事業団チケットガイド TEL052-249-9387 (平日9:00~17:00/チケット郵送可)
 ※名古屋市文化振興事業団が管理運営する文化施設窓口でもお求めいただけます。
愛知芸術文化センター内プレイガイド (052-972-0430)
栄プレチケ92(052-953-0777)

20200307月の影-源氏物語(黒)のサムネイル 20200307月の影-源氏物語(白)のサムネイル
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◆指揮・演出

指揮=倉知竜也 演出=景山紀子

◆キャスト

3月7日 13:00
3月8日 16:30

光源氏/匂宮の声 頭中将/柏木
薫君の声/桐壺帝の声
紫上
本多信明 鳴海卓 加川文子
六条御息所 紫式部 藤壺
水谷映美 森本ふみ子 久保田道子
夕顔/女房Ⅰ 若紫/女房Ⅱ 末摘花/女房Ⅲ 葵上/女房Ⅳ
太田麻華 今井咲輝 川口麻理子 中根明日香
源典侍 明石君/女房Ⅴ 女三宮/女房Ⅵ 浮舟/女房Ⅶ
宇野啓子 愛知智絵 近藤祐子 滝野久実佳
弘黴殿/女房Ⅷ 女房Ⅸ 女房Ⅹ
守屋貴美子 伊藤歌苗 沖本真理子

◆キャスト

3月7日 18:00
3月8日 11:30

光源氏/匂宮の声 頭中将/柏木
薫君の声/桐壺帝の声
紫上
平尾憲嗣 鈴木啓之 小坂井直美
六条御息所 紫式部 藤壺
渡部純子 荻和子 天野久美
夕顔/女房Ⅰ 若紫/女房Ⅱ 末摘花/女房Ⅲ 葵上/女房Ⅳ
ゆきの 水野沙羅 小林恵 見玉晴香
源典侍 明石君/女房Ⅴ 女三宮/女房Ⅵ 浮舟/女房Ⅶ
夏目久子 長坂佐代子 真野一枝 重兼あずさ
弘黴殿/女房Ⅷ 女房Ⅸ 女房Ⅹ
田中祐衣 阪井いづみ 鈴木寿恵

◆お問い合わせ
芸術創造センター(052-931-1811) (休館日〈原則月曜日〉を除く9:00~20:00)
名古屋二期会 (052-380-5416) (平日10:00~17:00)

主催:公益財団法人名古屋市文化振興事業団[芸創センター] 、一般社団法人名古屋二期会
協力:名古屋オペラ協会、名古屋演奏家ソサエティ、徳川美術館、大本山石山寺
後援:一般社団法人 声藝舎、 名古屋市教育委員会、愛知県、愛知県教育委員会、公益財団法人愛知県文化振興事業団、愛知芸術文化協会
助成:平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

 ※未就学児の入場はご遠慮ください。


◆あらすじ

プロローグ

『限りとて別るる道の悲しきにいかまほしきは命なりけり』 (1帖.桐壺/桐壺の更衣)

 

今を去る千年の昔、光の君三歳の時、母桐壺の更衣は、女御・女房たちのねたみを買い、病に冒され世を去る。

残された光の君は、母の美しさをいただき、帝は源氏の姓を名のらせたのだが、人々に「光源氏」と呼ばれるようになった。生まれながらにして、陰にいながら光を放つ定めであった。

第一幕

光源氏と幼馴染みの頭中将が、しめやかな宵の雨に、女の品定めをしている。嫉妬深い女、我慢強い女…、女の話は続く。光源氏は母そっくりの帝の女御、藤壺に思いをはせている。

しばらくして、光源氏は夕顔に出逢い心を奪われる。しかし、強い嫉妬を抱く六条御息所の魂が、生霊となって夕顔を襲う。息絶えた夕顔との死別を嘆き悲しむ光源氏は、心に空いた穴を必死に理めようと、末摘花、源典侍、朧月夜など、多彩な女性を追い求める。

そんなとき、藤壺の宮のご懐妊(光源氏との物のまぎれの)が伝えられる。甘い痛みと苦い悦びにおののく光源氏。

第二幕

賀茂祭の賑わい。見物席の場所取りに、葵上と六条御息所の軋轢(あつれき)激しく車争いとなる。その夜、懐妊中の葵上を物の怪が襲う。その正体こそ恋の道、泥の道に苦しむ六条御息所。

葵上は、夕霧を出産して死ぬ。六条御息所は斎宮に選ばれた娘に付き添って伊勢に旅立ち、藤壺は出家する。光源氏は藤壺に逢えないつらさから、朧月夜と激しい恋に落ち、ある夜、逢瀬が発覚。弘徴殿の逆鱗に触れ、光源氏は自ら京を離れる。

旅立つ光源氏を美しく成長した紫上・藤壺・女房たちが歌で見送る。

Intermezzo

寄せてくるのは波ばかり。一人寂しく過ごす須磨。後に明石へ渡り、琴の音に引かれて明石の君と出逢う。

第三幕

光源氏を実の父と知った冷泉帝は、早々に源氏の君を京へ呼び戻す宣旨(せんじ)を下し、晴れやかな舞台へ復帰させた。

明石君は姫君を出産。紫上にその養育を託す。一方六条は亡くなり、出家した藤壺も、我が子の秘密を光源氏に託して世を去る。

紫上が和歌「氷とじ」を歌い、二人は心通う一夜を過ごす。光源氏はさらなる栄華を得たが、出世の見返りは大きい。兄・朱雀院の懇請により、光源氏は女三宮を正室に迎えた。紫上の苦悩が再び深まる。紫上を気遣う光源氏。孤独な夜を過ごす女三宮。そんな折、柏木はかねてより恋する女三宮の元に忍び、女三宮は薫を宿す。光源氏が二人の関係に気づくが、思えばそれは自分と藤壺の犯した過ちの因果応報と身のすくむ思いである。出産後の女三宮を、六条御息所の死霊が襲う。

罪の意識にさいなまれる柏木は自分の命に代えて彼女を救う。そして女三宮は出家する。その後、紫上は静かに他界する。光源氏もまた儚い煙の跡を追って空の彼方に去ってしまう。

エピローグ

光源氏の命のともしびが消えても、恋の火は消えない。

時は過ぎ。薫宮、匂宮に愛された浮舟は、世の憂いを飲み込んで渦巻き流れる涙の川に身を投げんとする。いつの世も、宇治の川瀬に澄み渡る月の影こそ、人の心に翳(かげ)り、輝く。