◆コンセルヴァトーリオ名古屋二期会オペラ研修所2023年度 聴講生募集
2023年度研修所の授業をどなたでも聴講いただけます。
聴講料:2,000円/1回
授業日程等詳しくは名古屋二期会事務局までお問い合わせください。

◆コンセルヴァトーリオ名古屋二期会オペラ研修所2024年度9月開講予定 第53期生募集
募集人員:各コース約8名(最小開講人数4名)
受験資格:音楽大学卒業生(短大を含む)、または同等の実力を有する者 

講 師

辻 博之(conductor)

©︎深谷義宣 / auraY2

京藝術大学音楽学部声楽科在学中から、オペラ指揮者としての研鑽を積み、2017年オーケストラ・アンサンブル金沢定期公演にデビュー。その後も、九州交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団等と共演を重ねる気鋭の指揮者である。
2021年には東京藝術劇場シアターオペラ、團伊玖磨《夕鶴》を指揮し、『音楽現代』誌に「活躍を期待する指揮者」として取り上げられる。また、新国立劇場オペラ研修所公演《悩める劇場支配人》はイギリス『オペラ』誌上で「優雅かつ的確な細やかさで、チマローザの音楽に脈々と流れる歓喜を引き出した」と評され、オペラ指揮者としての頭角を表している。
舞台作品への劇音楽の作曲や、クラシック以外のアーティストとの共演等、垣根の無い音楽活動も積極的に行う他、幼児や子供との音楽活動に力を注ぎ、千葉県文化振興財団との幼稚園出張コンサートは10年で100公演以上を数える。楽しいお話を交えた家族で楽しむコンサート、赤ちゃんと一緒に参加できる合唱団等、〈音楽を未来と繋ぐ活動〉にも力を注ぎ続けている。

相可 佐代子(Mezzo Soprano)

 

名古屋音楽大学声楽科卒業、同大学院修了。2001年パリ市立シャトレ劇場研修生として渡仏。同劇場において様々なオペラやコンサート等研鑽。2003年エコールノルマル音楽院よりベスティギ、ルーセル奨学金を受け、高等演奏家ディプロムを審査員満場一致で取得。帰国後も『カルメン』(タイトルロール)『ナクソス島のアリアドネ』(作曲家)など多数のオペラに出演。ベートーヴェン『交響曲第九番』等ソリストも務める。また京都市立芸術大学、名古屋音楽大学、愛知県立芸術大学各講師として後進の指導にもあたる。NHK-FM『名曲リサイタル』出演。津市文化奨励賞。リサイタルにおいて2014年名古屋音楽ペンクラブ賞、2010年、2018年には名古屋市民芸術祭賞受賞。名古屋二期会会員。

基村 昌代(Soprano)

愛知県立芸術大学卒業、同大学院修了。ドイツ国立デトモルト音楽大学に留学。滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで活動の後、ミラノにて研鑽を積む。日本音楽コンクール入選、世界オペラ歌唱コンクール「新しい声2001」ドイツ本選にて審査員全員一致でYOKOSUKA賞(特別賞)など受賞。これまでにニーベルングの指輪「ワルキューレ」「ジークフリート」「神々の黄昏」のブリュンヒルデ役をはじめ数多くのオペラに主演。ベートーヴェン「交響曲第九番」、マーラー「嘆きの歌」「復活」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」等ソリストを務める。国外ではブルガリア・ソフィア芸術祭、イタリア・サンタ・フィオーラ第5回国際音楽フェスティヴァルのほか、ドイツ・イタリアの各地にてコンサートに出演。現在、桜花学園大学准教授、名古屋音楽大学講師、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールソロ登録メンバー、東京二期会会員。

中井 亮一(Tenor)

名古屋芸術大学声楽科首席卒業、同大学院修了。NPOイエローエンジェル(CoCo壱番屋創始者宗次徳二氏名創設)より給付金を受け05年に渡伊、ミラノ音楽学校を経て08年ミラノ・スカラ座音楽院オペラ研修所修了。この間、スカラ座、フェニーチェ歌劇場、ヴェネツィア国際音楽祭、RossiniOperaFestival等に出演。帰国後は藤原歌劇団の主役級テノールとして「ドン・ジョヴァンニ」「ランスへの旅」「夢遊病の女」「椿姫」「夕鶴」など同団本公演11作品に出演。新国立劇場本公演の「愛の妙薬」(2022年)をはじめ「ドン・パスクワーレ」(新国立劇場制作京都公演)、「セビリアの理髪師」(日生劇場主催/兵庫芸文主催)「ファウスト」(関西二期会本公演)、「魔笛」(いずみホール主催)、「ホフマン物語」(名古屋二期会本公演)など、全国主要劇場で出演を重ねている。CD「日本の心を歌う」(レコード芸術誌準特選盤)発売中。

森 雅史(Bariton)

国立音楽大学卒業。東京芸術大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所修了。第19回イタリア・サンタ・マルゲリータ・リグレ国際声楽コンクール第2位。第39回イタリア声楽コンコルソ・シエナ大賞(部門第1位)受賞。文化庁派遣芸術家在外研修員としてミラノ留学を経て、ボローニャ歌劇場付属オペラ研修所に在籍し、ローム・ミュージック・ファンデーション研究生として助成を受ける。同歌劇場他、イタリア国内ではナポリ・サン・カルロ歌劇場、カリアリ歌劇場をはじめマルティーナフランカ・オペラフェスティバルにもソリストとして出演を果たす。2011年ボローニャ歌劇場来日公演、ベッリーニ『清教徒』に出演。ドイツ・ドレスデン州立歌劇場(ゼンパー・オーパー)ユンゲス・アンサンブルメンバーとして在籍し、様々なオペラ作品に出演。『第7回 岩城宏之音楽賞』受賞。『第35回 とやま賞(文化芸術部門)』受賞。東京二期会会員。現在、名古屋音楽大学准教授。

西川 文紀(景山紀子)(日舞)

西川里喜文師に5歳で入門。7歳で中日劇場にて「お染久松」で初舞台。 1988 年、日本舞踊西川流名取・師範職となる。 1998 年、日本舞踊の会「紀和会」発足・主宰。 劇場での舞踊公演だけでなく、「白鳥庭園内・清羽亭」「古川美術館分館・為春亭」「揚輝荘・ 聴松鶴」等で、独自の演出で舞踊公演を開催する。 名古屋二期会オペラ「宗春」では、所作指導・振付を担当。創作オペラ「雪おんな」では演出を 務める。 また、俳優養成所「劇塾」一期生(1985 年)として入塾し、演劇を学び、俳優としても多くの 舞台・映像に出演する。 その他、他ジャンルとのコラボレーション、劇中の振付や、演劇の講師としても活動。

◆聴講される方は、始まる20分前までに会場へお越しいただき、事務局で聴講料のお支払いをお願いいたします